他者・死者たちの近代
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他者・死者たちの近代
(近代日本の思想・再考 / 末木文美士著, 3)
トランスビュー, 2010.10
- タイトル別名
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他者死者たちの近代
- タイトル読み
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タシャ・シシャ タチ ノ キンダイ
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注記
引用・参考文献: p148-150
内容説明・目次
内容説明
合理的な発想では捉えきれない戦争や宗教、他者や死者の問題に、近代の底を流れる深層の思想はどのように立ち向かってきたか。新たな日本思想史を構想し、これからを生きる思想を作るために—。
目次
- 思想史の深層
- 国家と宗教(近代日本の国家と仏教;戦前における神道研究—宮地直一を中心に)
- 戦争と哲学/宗教(天皇主義と仏教;鈴木大拙の霊性論と戦争批判;戦時下京都学派と東洋/日本)
- 死者と関わる(戦争の死者の慰霊と宗教;死者と向き合う仏教の可能性死者と共に闘う—上原専禄;死者から出発する哲学)
- 文学における他者(芥川龍之介の中国;川端康成とまなざしの美学;心霊世界と現実世界—宮沢賢治、二つの『銀河鉄道の夜』)
- 他者と周縁(女性の目ざめと禅—平塚/らいてう;偽史と東北—『東日流外三郡誌』;理解と誤解—異文化間における相互思想理解の可能性;思想と思想史—中国・台湾の問題提起を承けて)
「BOOKデータベース」 より