サラリーマン漫画の戦後史
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書誌事項
サラリーマン漫画の戦後史
(新書y, 240)
洋泉社, 2010.8
- タイトル読み
-
サラリーマン マンガ ノ センゴシ
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内容説明・目次
内容説明
団塊世代の退場、年功序列・終身雇用の崩壊、広がる格差。戦後の中流層を支えたものが過去になりつつある今こそ「サラリーマン」という生き方を見つめ直す時だ。出世街道を邁進する者、万年ヒラの者、脱サラする者、ベンチャーを興す者、仕事より趣味に没頭する者…。サラリーマン漫画の数だけ、働き方がある。ニッポンのサラリーマンたちは、どこから来てどこへ行くのか?島耕作からオタリーマンまで、名作マンガに刻まれたサラリーマンたちの生き様を見よ。
目次
- 第1章 島耕作ひとり勝ちのルーツを探る(なぜ島耕作は“ひとり勝ち”しているのか;全ては源氏鶏太から始まった ほか)
- 第2章 高度経済成長とサラリーマン・ナイトメア(最大公約数としてのサラリーマン;子供に刷り込まれたサラリーマン喜劇—前谷惟光『ロボットサラリーマン』 ほか)
- 第3章 バブル景気の光と影(自虐からの卒業;島耕作になれなかった男—聖日出夫『なぜか笑介』 ほか)
- 第4章 終わりの始まり(崩壊するサラリーマン基盤;汗と涙と拳と土下座—新井英樹『宮本から君へ』 ほか)
- 第5章 サラリーマン神話解体(最大公約数の限界;未完のパッチワーク—安野モヨコ『働きマン』 ほか)
「BOOKデータベース」 より