証言記録生還 : 玉砕の島ペリリュー戦記

書誌事項

証言記録生還 : 玉砕の島ペリリュー戦記

平塚柾緒著

(WW selection)

学研パブリッシング , 学研マーケティング (発売), 2010.8

タイトル別名

生還 : 玉砕の島ペリリュー戦記 : 証言記録

証言記録太平洋玉砕戦

タイトル読み

ショウゲン キロク セイカン : ギョクサイ ノ シマ ペリリュー センキ

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注記

「証言記録太平洋玉砕戦」 (新人物往来社 昭和50年刊) の改題改訂

内容説明・目次

内容説明

一九四四年九月十五日、パラオ諸島のペリリュー島へ精鋭米第1海兵師団を中心とする延べ四万に及ぶ米軍が襲いかかった。当時東洋一といわれた飛行場奪取を目的とするこの作戦について、第1海兵師団のルパータス少将は三〜四日で終わると公言していた。だが、迎え撃つ一万名弱の日本軍守備隊は、珊瑚礁の洞窟に潜み、中央高地を利用した縦深防御により米軍を待ち構えていた。未曽有の激戦によりおびただしい犠牲を出した海兵隊は、継戦能力をなくしこの戦場から撤退して行った。さらに驚くべきことに、玉砕の島で終戦後の昭和二十二年四月まで、洞窟やジャングルに潜み三四人の日本軍兵士が生き残っていた。本書は、この三四人の証言記録をもとにペリリューの激戦の模様と救出までの苦闘のドラマを描いたものである。

目次

  • 序章 五〇年目の玉砕地
  • 第1章 死出の旅
  • 第2章 オレンジビーチの死闘
  • 第3章 敵前逆上陸
  • 第4章 玉砕
  • 第5章 敗残の洞窟生活
  • 第6章 奇跡の投降
  • 終章 祖国

「BOOKデータベース」 より

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