書誌事項

V・O・クリュチェフスキー : ロシアの歴史家

ロバート・F・バーンズ著 ; 清水昭雄, 加藤史朗, 土肥恒之共訳

彩流社, 2010.10

タイトル別名

V. O. Kliuchevskii, historian of Russia

ロシアの歴史家V・O・クリュチェフスキー

VOクリュチェフスキー : ロシアの歴史家

タイトル読み

V・O・クリュチェフスキー : ロシア ノ レキシカ

大学図書館所蔵 件 / 70

注記

原著 (Indiana University Press, 1995) の全訳

文献案内: 巻末p7-11

文献目録: 巻末p23-55

内容説明・目次

内容説明

英語で書かれた初めてのクリュチェフスキーの伝記。独特のスタイルと語りの芸術性を備えたクリュチェフスキーの『ロシア史講義』は、「学際的」なアプローチをとり、同時に「多要因的」であり、その意味では「総合的」であった。本書では、近年「アナール派」とともに広がった「長期持続」の視点があるという評価を新たに加え、クリュチェフスキーの可能性を現代に蘇らせた。

目次

  • 第1部 はじまり(ペンザの「鐘の下で」;「私は学問への道を歩み始めた」;「導きの星たち」—モスクワ大学歴史・文献学部;準備と変化の時期;突破—『貴族会議』)
  • 第2部 モスクワ大学教授(教授生活;外部世界からの干渉;学者)
  • 第3部 ロシア史を読み解く(ロシアおよびロシア人の起源;ロシア史の流れ;教会と宗教分裂—西欧との関係のジレンマ;専制と専制君主の政策—西欧との関係のジレンマ)
  • 第4部 国民を創りだす試み(「国民の教師」;国民形成者としてのクリュチェフスキー;晩年)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ