日本再軍備への道 : 1945〜1954年
著者
書誌事項
日本再軍備への道 : 1945〜1954年
(国際政治・日本外交叢書, 11)
ミネルヴァ書房, 2010.10
- タイトル別名
-
日本再軍備への道 : 1945-1954年
- タイトル読み
-
ニホン サイグンビ エノ ミチ : 1945〜1954ネン
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注記
主要参考文献: p743-759
内容説明・目次
内容説明
GHQにより陸海軍が解体された日本は、いかにして自衛隊を発足させるに至ったのか。これまで日本再軍備の過程は、日米外交史と日米政治史の問題として捉えられてきたが、その実態を真に明らかにするためには軍事史的視点が不可欠である。本書では、当時の米軍首脳部と旧日本軍高級将校の戦略的構想を明らかにすることにより、その中で日本再軍備がどのような意義を持っていたのかを解明する。さらにこれまで全く研究されなかった、再軍備の治安上の起源も解明する。
目次
- 日本再軍備研究への新しい視点と研究手法の導入
- 第1部 米英日による日本再軍備構想—敗戦から朝鮮戦争勃発まで(日本防衛をめぐるアメリカ軍内部での戦略論争—一九四五〜四九年;日本の国内冷戦と治安部隊創設問題—一九四六〜四八年;旧日本軍将校の再軍備構想と日本政府の安全保障構想;イギリスにとっての日本再軍備と日米防衛条約;日本再軍備と日米防衛条約に関する了解の確立—一九四九年六月〜一九五〇年六月)
- 第2部 日本再軍備の実現と日米「軍事治安体制」の成立—朝鮮戦争勃発から防衛庁発足まで(朝鮮戦争の性格変化にともなう日本再軍備の変容;日米安保体制確立に向けての日米交渉;日米「軍事治安同盟」の体制づくりと行政協定;大統領による日本再軍備決定と日本陸上兵力に関する編成論争;米英と海上自衛隊創設への道—一九五一〜五四年;西側陣営内部における日本再軍備と日米軍事治安同盟)
「BOOKデータベース」 より