その「数式」が信長を殺した
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その「数式」が信長を殺した
(ベスト新書, 288)
ベストセラーズ, 2010.9
- タイトル別名
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その数式が信長を殺した
- タイトル読み
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ソノ スウシキ ガ ノブナガ オ コロシタ
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内容説明・目次
内容説明
敵は本能寺にあり—明智光秀が吐いた運命のひと言。われわれの目に、その先で死を待つ織田信長の姿が浮かぶ。覇王・信長の死すべき運命は、数式で解き明かすことができる。源頼朝が鎌倉に留まり続けた思惑、足利尊氏が後醍醐天皇と敵対した際の勝算、関ヶ原合戦に勝利した徳川家康の打算、日本史に名を残す優れた武将は、ここぞという判断に数学の法則を使っていた。歴史に秘められた謎を、異色の数学者が明らかにした一冊。
目次
- 第1章 人はなぜ争うのか(源頼朝の野望;重力加速度gの勢いで転げ落ちる武士の困窮;挑発と弾圧;価値の転換;利害の対立;ビッグバンに賭けた関ヶ原の一か八)
- 第2章 その計算違いが命取り(源氏の動的計画法(ダイナミックプログラミング);平家攻略の打算;戦国武将・明智光秀の臨界点と誤算;織田信長の苦労と最適制御;石田三成の正しい理屈と証明;豊臣秀吉という人たらしの計算)
- 第3章 失敗と成功の収支決算(仏教受容の代償;国と地方の打算;桓武天皇の打算と誤算;狙われた奥州の鉱物資源;失政が招いた乱の決算)
- 第4章 武士たちの知恵と工夫(戦い方の変遷;鎌倉武士対モンゴル軍;戦場の陣形;戦術・戦法の移り変わり;城造りと大砲)
- 第5章 武士の運も実力のうち(尼将軍・北条政子の打算;越後の聖将・上杉謙信;織田信長の先見性;羽柴秀吉の天運;柳生と乃木と東郷と)
「BOOKデータベース」 より