Bibliographic Information

金色の野辺に唄う

あさのあつこ著

(小学館文庫, [あ21-1])

小学館, 2010.10

Title Transcription

コンジキ ノ ノベ ニ ウタウ

Available at  / 24 libraries

Note

2008年6月に単行本として小学館より刊行された作品を文庫化したもの

Description and Table of Contents

Description

稲穂が金色に輝き、風に揺れてシャラシャラと唄を奏でる山陰の秋。娘の奈緒子、孫の嫁・美代子、曾孫・東真、近所の花屋の店員・史明の四人に送られ、九十二歳の松恵は息を引き取ろうとしていた。松恵は、先だった夫が今際の際に発した言葉を思い出す。奈緒子は、だれの子だ…。「百年近くを生きれば、全て枯れ、悟り、遺す思いもなくなり、身軽に旅立てるとばかり信じておりましたが、どうしてどうして、人間って簡単に軽くはならないようです」多くの人の心を受けとめ救った大おばあちゃんが、美しい風景に送られ、今日旅立ちます。

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Details

  • NCID
    BB03685096
  • ISBN
    • 9784094085532
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    252p
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Parent Bibliography ID
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