福翁百話 : 現代語訳
著者
書誌事項
福翁百話 : 現代語訳
(角川文庫, 16465)
角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2010.9
初版
- タイトル別名
-
角川ソフィア文庫
- タイトル読み
-
フクオウ ヒャクワ : ゲンダイゴヤク
大学図書館所蔵 件 / 全20件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
ジャケットに「角川ソフィア文庫」(I-106-2)の表示あり
内容説明・目次
内容説明
今日の幸福は先人たちの辛苦の賜物、子孫の幸福を築くのは、われわれの辛苦にある—。福沢諭吉が来客相手に語った談話を自身で編んだ代表作。自然科学をはじめ、政府と国民の関係、夫婦のあり方、子供の教育、環境衛生、身体の健康などを西欧に通じる考え方から快活に持論を展開。啓蒙家・教育家としての福沢の思想のすべてが大観できる。明治という新時代の精神を方向付けた名著を現代語訳で平易に味わえる。
目次
- 宇宙—宇宙は人知では推測できない事象に満ちている
- 天工—存在する物のすべてが一定の法則に従っている
- 天道人に可なり—自然の法則は文明の進歩があってこそ役立つ
- 前途の望み—人間社会の黄金時代も夢ではない
- 因果応報—子孫のために文明進歩の糸口を開こう
- 謝恩の一念発起すべきや否や—自然が人間に特別の恩恵を与えてはいない
- 人間の安心—勤勉な暮らしにも遊び心は必要
- 善悪の標準は人の好悪によって定まる—人のいやがる行為をしないのが善
- 善は易くして悪は難し—安楽を求める心は善につながる
- 人間の心は広大無辺なり—人生は理屈通りでないからこそ安らかである〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より