幸福号出帆
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幸福号出帆
（角川文庫, 16503）
角川書店 , 角川グループパブリッシング (発売), 2010.10
- タイトル読み
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コウフクゴウ シュッパン
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注記
「決定版 三島由紀夫全集」 (新潮社刊) を底本とし、現代仮名遣いに改めたもの
内容説明・目次
内容説明
美貌の青年・敏夫は、オペラ歌手を目指す異父妹の三津子を溺愛していた。オペラ界のかつての大物歌手・歌子に取り入り、持ち逃げした財産で「幸福号」と名づけた船を手に入れた敏夫は、三津子と２人で暮らそうとするが、愛人・房子が指揮する高級品の密輸に手を染めていく。そこに、音楽への情熱を失った三津子も加わり兄妹愛は迷走する。純粋な「愛」は成立するのか。兄妹に隠された真実とは？１９５６年初刊の傑作長編が復活。
「BOOKデータベース」 より