家族の昭和
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家族の昭和
(新潮文庫, せ-6-6)
新潮社, 2010.11
- タイトル読み
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カゾク ノ ショウワ
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内容説明・目次
内容説明
戦争を経験した「昭和」という時代に、日本人を取り巻く状況は劇的に変化した。経済では全てを失いながらも、瞬く間に飛躍的成長を遂げ、人々の精神や生活習慣も大きく変貌した。そしてその激動の原動力となったのは家族の存在だった。向田邦子、吉野源三郎、幸田文、そして「金曜日の妻たちへ」…。時代を描く作品に登場する様々な「家族」の変遷からみる「昭和」の姿。
目次
- 1 「戦前」の夜—向田邦子『父の詑び状』と吉野源三郎『君たちはどう生きるか』(平伏する父;稼ぐ娘 ほか)
- 2 女性シングルの昭和戦後—幸田文『流れる』ほか(女だけの家;向島の生家 ほか)
- 3 退屈と「回想」—鎌田敏夫「金曜日の妻たちへ」ほか(「妻たち」の昭和末;「回想」する彼ら ほか)
- 終章 家族のいない茶の間
「BOOKデータベース」 より