臥竜の天 : 長編歴史小説
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臥竜の天 : 長編歴史小説
(祥伝社文庫, ひ6-17,
祥伝社, 2010.6
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ガリョウ ノ テン
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784396335878
内容説明
時は戦国末期—。みちのくの大地から隻眼で天下を見つめる十九歳の若者がいた。伊達家当主、政宗である。下剋上の世にあって馴れ合う奥羽大名の慣習を打ち破り攻めに出た政宗だったが、畠山氏に裏切られ、父・輝宗を喪う。悲しみを乗り越え、怒涛の勢いで奥州制覇に動き出す政宗。一方、上方では豊臣秀吉が天下統一に向けて奥羽にも手を伸ばそうとしていた。
- 巻冊次
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中 ISBN 9784396335885
内容説明
奥州の葛西・大崎一揆を扇動した疑いで秀吉の勘気を被った伊達政宗だったが、死装束をまとい一世一代の演技で危機を乗り越えた。だがその後、盤石と思われた豊臣政権に、朝鮮出兵の失敗や跡継ぎ問題など陰りが見え始める。政宗はその隙をつき、関白秀次と急接近するが…。天下の趨勢を臥したる竜のごとく睨みながら野心を持ち続けた男の苛烈な生涯。長編歴史小説。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784396335892
内容説明
太閤秀吉が世を去り、天下の実権が関ヶ原で争われている頃、政権交代の混乱に乗じて政宗は和賀郡を奪取することを企てる。奥州に波乱を巻き起こした政宗だったが、天下人となった家康の不興を買ってしまう。だが一方で、南蛮との貿易ルートに財政の活路を見出し虎視眈々と好機を待ち続けていた。最後まで天下を諦めなかった猛将の生き様を描く傑作戦国小説。
「BOOKデータベース」 より