検察と正義
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書誌事項
検察と正義
(誰が日本を支配するのか!?)
マガジンハウス, 2010.8
- タイトル読み
-
ケンサツ ト セイギ
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注記
小沢一郎年表: p[157]-190
内容説明・目次
内容説明
「小沢事件」では検察捜査にほころびが見え、「村木事件」では検察の筋書きが崩壊した!政治資金規正法違反で逮捕された石川知裕元議員の獄中日記や佐藤優が石川知裕へ送った61通の応援メッセージも紹介しながら、「国家の正義」の象徴であるはずの検察の今を問う。国家に対して懐疑的な態度を取り続ける宮崎学と雨宮処凛が「国家の正義とは何か?」について語り合う対談も必読。
目次
- 1 検察崩壊(最初に描いた「ストーリー」を変えられない;「特捜」ゆえに陥る罠;時代の変化に取り残された捜査手法;検察は信頼を取り戻せるか)
- 2 石川知裕「獄中日記」—平成22年1月16日〜2月5日(佐藤優さんから石川知裕さんへの応援メッセージ)
- 3 小沢一郎氏への想い(自分の進退の影響力;五千万円のことを忘れているだけかもしれない;自分を拷問してくれ。真実がわかるから;草むしり、鳥の世話、運転手;与えられるものがなくなれば、人は離れていく;大物・中川昭一に挑戦する;検事よりも厳しい弁護士;政治家の師弟関係はウェットなものではない)
- 4 何でも自己責任で人の人生を振り回すな!(自分の首を絞める者を支持する不思議;ずっと自己責任で生きてきた貧困層;第二のセーフティネットは使えるか;隣の人がクビになれば、自分の首がつながる;もはや日本で怒りの火炎瓶は飛ばない;非正規雇用者と正社員は連携できるか;メディアに消費され尽くした貧困;共同体のないところに生まれる空気;新自由主義の世の中に逆戻りするのか;自己責任論の呪縛を解け)
「BOOKデータベース」 より