文学の視座からの青木繁における美的仮象の創造 : 明治期のロマン主義受容の射程
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書誌事項
文学の視座からの青木繁における美的仮象の創造 : 明治期のロマン主義受容の射程
(Doctoral dissertation series, Initial #2)
松本工房, 2010.9
- タイトル別名
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On the creation of aesthetic appearance in Shigeru Aoki, seen from a literary point of view : the range of reception of romanticism in the Meiji era
- タイトル読み
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ブンガク ノ シザ カラノ アオキ シゲル ニオケル ビテキ カショウ ノ ソウゾウ : メイジキ ノ ロマン シュギ ジュヨウ ノ シャテイ
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注記
主要参考文献: p165-167
「本書は2008年に大阪大学へ提出した博士論文を加筆・修正したものである」--巻末より
英文タイトル -- p. [8]
内容説明・目次
目次
- 第1章 青木繁と蒲原有明—起源・神話・象徴(「蠱惑的画家」との出会い;描かれた神話;“海の幸”賛歌;生命の誕生)
- 第2章 青木繁と『明星』—詩と画の融合(文学と美術の交流;浪漫主義と恋愛賛美;ロセッティの詩と画;画は詩の如く)
- 第3章 青木繁と鴎外・樗牛—ハルトマン美学の受容(青木と“ハルトマンの言葉”;鴎外とハルトマン美学;明治期の“仮象”受容;樗牛のハルトマン批判とシラー)
- 第4章 青木繁と思想家透谷—芸術創造における共有点(「追想記」にみる青木の特性と独創性;『文學界』の活動と思想家透谷;青木の芸術創造における二つの世界;青木と透谷の思想上の接点)
- 第5章 青木繁と夏目漱石—崇高・美・天才(漱石の「崇高な絵」;神話画「わだつみのいろこの宮」;「文展と芸術」と“天才”評価;ロマンティシズムと“美”の創造)
「BOOKデータベース」 より