虫たちの祝宴
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虫たちの祝宴
(雑木林の博物誌 / 大屋厚夫著, 2)
出版芸術社, 2010.6
- タイトル読み
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ムシタチ ノ シュクエン
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内容説明・目次
内容説明
樹液に集うミヤマクワガタ、オオムラサキ、スズメバチ、ルリタテハetc、クマゼミの羽化、ホソヒラタアブの交尾、珍蝶ヒサマツミドリシジミとの急接近、食うか食われるかの生存競争—。早春から梅雨明けの雑木林を舞台に繰り広げられる虫たちだけの饗宴を辛抱強く狙い続けた著者による“決定的瞬間”の数々。
目次
- ギフチョウの博物誌
- 「ユウスゲ」を喰う「フサヒゲルリカミキリ」
- 緋縅の鎧「ヒオドシチョウ」
- ゆらめく「ホタル合戦」
- 珍蝶「ヒサマツミドリシジミ」
- 擬態—目立つ戦略/隠れる戦略—
- 究極の変身・鳥糞になりきる
- 生きた宝石「タマムシ」
- 四段階の威嚇「メンガタスズメ」
- 蜂に擬態?「オオスカシバ」
- 「虫糞ハムシ」か「屁糞カズラ」か
- 「ホソヒラタアブ」の停止飛翔
- セミの歳時記
- 雑木林のセミ時雨
- 虫の息
- 芳香を放つ「カメムシの仲間」
- 甘露に集まる常連たち
- 「カブトムシ」の角はなぜ長い
- クヌギ亭・甘味処の「オオムラサキ」
- 耽美主義者か鬼婆の不道徳か?
- 喰うか—喰われるか
- 「髪切」か「噛切ムシ」なのか?
- 世界最大の蜂「オオスズメバチ」
「BOOKデータベース」 より