世界史のなかの満洲帝国と日本

書誌事項

世界史のなかの満洲帝国と日本

宮脇淳子著

(WAC BUNKO, B-135)

ワック, 2010.10

タイトル別名

世界史のなかの満洲帝国

タイトル読み

セカイシ ノ ナカ ノ マンシュウ テイコク ト ニホン

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注記

「世界史のなかの満洲帝国」 (PHP研究所 2006年刊) の改題改訂新版

内容説明・目次

内容説明

「王道楽土」とまで呼ばれた、今はなき満洲帝国—。なぜ日本人は満洲にむかったのか?それは、日本と満洲の関係だけでなく、清朝中国、モンゴル、朝鮮、ロシアそれぞれの思惑と利害を眺めてこそ見えてくる。「歴史に道徳的価値判断を介入させてはいけない。歴史は法廷ではないのである」と語る著者による、歴史学的な位置づけの「満洲」入門書。

目次

  • 第1章 満洲とは何か—もともと種族名だった満洲。地名になったのは日本がはじまり
  • 第2章 満洲の地理と古代—中国文明とは「漢字」と「都市」と「皇帝」
  • 第3章 東アジアの民族興亡史—日本人と朝鮮人は、中国から同時に独立した“双子の関係”
  • 第4章 元朝から清朝へ—モンゴル人の元朝、満洲人の清朝による中国の支配
  • 第5章 ロシアの南進と日露関係—ロシアが奪うアムール北岸と沿海州
  • 第6章 日本の大陸進出 日清・日露戦争—近代化できない清国・朝鮮にロシアの触手が…
  • 第7章 日露戦争後の満洲と当時の国際情勢—欧米列強が承認、南満洲と韓国という日本の勢力圏
  • 第8章 満洲帝国の成立—ソ連の謀略と中国の排日運動、満蒙権益を守るための満洲建国
  • 第9章 日本史のなかの満洲—官・民あげて満洲投資、最大二百二十万人の日本人が満洲に
  • 第10章 日本敗戦後の満洲—満洲帝国の“遺産”が現代中国をつくった

「BOOKデータベース」 より

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