和を継ぐものたち
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書誌事項
和を継ぐものたち
(小学館文庫)
小学館, 2010.10
- タイトル読み
-
ワ オ ツグ モノ タチ
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注記
2006年刊の改訂
内容説明・目次
内容説明
日本の伝統文化が存続の危機に瀕しているといわれて久しい。日本古来の高度な技術を継承し続ける職人たち、古い素材や技法を駆使し自由闊達に表現する演奏者たち、創作の中で哲学を静かに論じる芸術家たち—。棋士・佐藤康光、三味線奏者・上妻宏光、能楽師・塩津圭介、書道家・武田双雲ほか二二人の「和を継ぐものたち」へのインタビューを収めた本書は、伝統文化の担い手が今も命脈を守り続けていることを示すものである。そして、インタビューをした小松成美がひとりひとりの壮大な人生に触れ、その一途な生き方に大きな勇気を与えられた瞬間の記録である。
目次
- 棋士・佐藤康光—取った駒が使えるということは「和」の思想そのものなんです
- 三味線奏者・上妻宏光—生まれ変わってもたぶん三味線を選ぶと思います
- 篠笛奏者・狩野泰一—笛はだれでも吹くことができる。でも、とてつもなく奥が深い
- 武田流弓馬道・金子小四郎家敏—美しいものはすばらしい。機能しているものには、美的な要素がある
- 和蝋燭職人・松井規有—和蝋燭の灯には不思議な力強さがある
- 薩摩琵琶奏者・友吉鶴心—日本の伝統文化に関するものは、すべてプロセスが大切
- 大藏流狂言師・大藏基誠—笑いは世界共通。この芸を次世代に伝えていきたい
- 喜多流能楽師・塩津圭介—能は人間の五感のすべて、さらには第六感に響くものがある
- 漆作家・須藤賢一—伝統技法を駆使して新しいものをつくる。それがこの仕事の魅力
- 釜師・大西清右衛門—釜は人と同じく老いて美しく味が出るかが問題
- 香道御家流宗家・三條西堯水—伝統の継承は形の継承ではない。それは心の継承なんです
- 落語家・柳家花緑—「落語はお客さんのもの」ということが、最近わかってきました
- 扇職人・荒井修—職人っていうのは客に育てられるものなんです
- 文楽人形遣い・吉田玉翔—古典芸能と言っても僕たちには現実そのものなんです
- 尺八奏者・藤原道山—型があるからこそ型破りができる。それがなければただのでたらめ
- 鵜匠・山下純司—鵜とのふれあいで見えてくる自然との共生を感じてほしい
- 刀匠・吉原義一—刀は何百年先も残る。だからこそ中途半端なものは世に出せない
- 尾陽木偶職人・玉屋庄兵衛—からくり人形の技は、技術立国日本の原点です
- 書道家・武田双雲—「静」と言われる書の世界ですが、じつは「動」なんです
- 纏職人・岡本忠雄—職人は、まずつくる。とにかく手を動かすんです
- 江戸筆職人・亀井正文—筆づくりでいちばん難しいのは、時代を守るということ
- つまみ簪職人・石田毅司—ものをつくれば、そこには職人の心が現われます
「BOOKデータベース」 より