問答有用 : 徳川夢声対談集
著者
書誌事項
問答有用 : 徳川夢声対談集
(ちくま文庫, [と-11-2])
筑摩書房, 2010.11
- タイトル別名
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徳川夢声の問答有用
- タイトル読み
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モンドウ ユウヨウ : トクガワ ムセイ タイダンシュウ
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注記
『徳川夢声の問答有用1~3』(1984年9月~11月刊、朝日文庫)を底本として、再編集したもの
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
相手の心を和らげ、話題を引き出す術は夢声の話術にある。対談のジャンルに独特の世界を拓いた『問答有用』から、『週刊文春』長期連載対談中の阿川佐和子が精選したベスト版。対談の名手の前で思わず本音を吐露してしまう有名人は、吉田茂、湯川秀樹など20名。
目次
- 吉田茂—機智とユーモア、ワンマン宰相
- 湯川秀樹—ノーベル賞博士の推理と直感
- 志賀直哉—小説の神様のガマ綺談
- 吉川英治—歳月五年、「新・平家」長旅のこと
- 柳田國男—ひとつ目小僧から記紀まで
- 山下清—「兵隊の位」が好きな裸の大将
- 今東光—「ダンカはダニや」、河内の毒舌和尚
- 長嶋茂雄—ゴールデン・ボーイの野球観
- 平林たい子—職業転々、反権威を貫く
- 花森安治—パーマにスカートの衣裳哲学
- 武者小路実篤—真理先生の楽天的人生観
- 松本清張—社会派推理小説のパイオニア
- 牧野富太郎—植物に捧げた九十年
- 藤田嗣治—国際画家のパリ画壇交友録
- 尾崎士郎—「人生劇場」の客気おとろえず
- 吉田健一—宰相御曹司の「あいつとぼく」
- 岡本太郎—さらば職業画家、前衛派の気炎
- 子母沢寛—子母沢文学のエスプリ
- 高浜虚子—ホトトギス王国率いて十万句
- 谷崎潤一郎—老境を楽しむ江戸っ子文豪
「BOOKデータベース」 より