語る禅僧
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書誌事項
語る禅僧
(ちくま文庫, [み-28-1])
筑摩書房, 2010.11
- タイトル読み
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カタル ゼンソウ
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注記
1998年2月朝日新聞社より刊行されたものに第3章「アメリカ安居体験記」を併録したもの
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
病弱だった幼少期、たびたび死の恐怖にさらされた。恐怖は、切実な死への興味に変わり、15歳のとき「諸行無常」という言葉を知る。仏教との出会いだった。25歳で出家得度、曹洞宗大本山永平寺入山。同山での修行は19年に及んだ。本書で著者は、仏教の哲理、あるいは宗祖・道元の言葉に添いながらも、自分自身の生き難さに対峙し、自分自身の思考を深め、「今」と切り結ぶ言葉を紡ぎだす。異色の禅僧が語る宗教と人間とは。
目次
- 第1章 出家の由来(スロベニアからの手紙;生き難さ;小児喘息 ほか)
- 第2章 禅僧の言葉(只、入ると、入らざると;「何故に」か、「如何に」か;無我と滅私 ほか)
- 第3章 アメリカ安居体験記(彰顕さんの人さし指;大きな土地の小さな寺;ランプと星と ほか)
「BOOKデータベース」 より