日本海海戦悲劇への航海 : バルチック艦隊の最期

書誌事項

日本海海戦悲劇への航海 : バルチック艦隊の最期

コンスタンティン・プレシャコフ著 ; 稲葉千晴訳

日本放送出版協会, 2010

タイトル別名

The Tsar's last armada : the epic journey to the Battle of Tsushima

The Tsar's last armada : the epic voyage to the Battle of Tsushima

タイトル読み

ニホンカイ カイセン ヒゲキ エノ コウカイ : バルチック カンタイ ノ サイゴ

大学図書館所蔵 件 / 44

この図書・雑誌をさがす

注記

原書の出版事項: Basic books, c2002

参考文献あり

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784140814390

内容説明

レパント海戦、トラファルガー海戦、ユトランド沖海戦、ミッドウェー海戦とともに世界の五大海戦に数えられる、日本海海戦。ロシアの無敵艦隊はなぜ、どのように誕生したのか。バルチック艦隊を率いるロジェストヴェンスキーに、旅順を失った皇帝ニコライは何を託したのか。「愚物」と司馬遼太郎が評したロジェストヴェンスキーの実像を描き直し、日本海へと向かうバルチック艦隊の実態を、英露に眠る公文書をもとに、詳細かつ立体的に描き出す。

目次

  • 第1部 発進(ツァーリの企て;日本海を支配せよ!;バザールのうわさ話;惨めな艦隊;アフリカ回航)
  • 第2部 遅延(ヨット艦隊;ノッシベイスク)
巻冊次

下 ISBN 9784140814406

内容説明

日本の巧みな情報戦に翻弄される、ロジェーストヴェンスキー提督。ツァーリの優柔不断に振り回され、マダガスカルのノシ・ベとインドシナのカムラン湾で貴重な時間を無駄にしてしまう。やがて、ウラジオストクを目指すバルチック艦隊は、対馬海峡で連合艦隊と激突する。わずか数時間の戦闘で趨勢の決した日本海海戦。バルチック艦隊は、敗れるべくして敗れたのか。連合艦隊は、勝つべくして勝ったのか。日露両国のその後の明暗を分けた戦いで、何が起きたのか。戦闘の過程をこれまでにない視点から描き出し、敗れたロシアの苦悩を活写する。

目次

  • 第2部 遅延(承前)(インド洋を越えて;ネボガートフを待つ;全速前進)
  • 第3部 戦闘(敵はそこに;提督に続け;だらしない老いぼれ;私を海に投げ捨てろ;すぐに戻ってくる;辱めを受けたロシア人)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ