幻燈辻馬車
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幻燈辻馬車
(角川文庫, 16548-16549 . 山田風太郎ベストコレクション||ヤマダ フウタロウ ベスト コレクション)
角川書店 , 角川グループパブリッシング (発売), 2010.11
- 上
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- タイトル別名
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Yamada Futaro best collection
- タイトル読み
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ゲントウ ツジバシャ
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注記
ブックジャケットに「Yamada Futaro best collection」とあり
「山田風太郎明治小説全集」 (ちくま文庫) より「幻燈辻馬車 上・下」 (1997年刊) を底本としたもの
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784041356616
内容説明
明治15年。年々文明開化の華やかさを増す東京を行く1台の古ぼけた辻馬車があった。それを駆るは元会津同心の干潟干兵衛。孫娘のお雛を馭者台の横に乗せて走る姿が話題を呼び、日々さまざまな人物が去来していく。ある日2人は車会党の恨みを買い、壮士らに取り囲まれてしまう。危機に晒されたお雛が「父!」と助けを叫ぶと、なんと無人の辻馬車が音もなく動き出した!そして現れたのは…?山風明治ロマネスクの最高傑作。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784041356623
内容説明
危機に陥ったとき、お雛が呼ぶと現れる干兵衛の息子・蔵太郎と妻・お宵の幽霊。2人に助けられながら、干兵衛はいつしか自由党壮士と明治政府の暗闘に巻き込まれていた。お雛との平穏な生活を望みつつも、会津藩士だった頃の自分を自由党壮士の姿に重ねて心揺れる干兵衛。そんな中“赤い盟約書”を巡って事態は急展開する!最後に干兵衛が選び取る運命とは…。激動する時代の波に翻弄される人々の悲喜を謳い上げた大傑作。
「BOOKデータベース」 より