近代日本海外留学の目的変容 : 文部省留学生の派遣実態について
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近代日本海外留学の目的変容 : 文部省留学生の派遣実態について
東信堂, 2010.11
- タイトル別名
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近代日本海外留学の目的変容 : 文部省留学生の派遣実態について
- タイトル読み
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キンダイ ニホン カイガイ リュウガク ノ モクテキ ヘンヨウ : モンブショウ リュウガクセイ ノ ハケン ジッタイ ニツイテ
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注記
2006年東京大学に受理された博士論文「近代日本における海外留学の性格変容に関する史的研究--文部省外国留学生・同在外研究員の派遣実態を中心に--」を加筆訂正したもの
主要参考文献: p207-224
文部省留学生一覧表: p225-402
内容説明・目次
内容説明
明治初年以降戦前65年間一貫して続けられ、わが国留学生の中核を占めた「文部省留学生」の渡航目的は、大正末年頃を境に大きく変化した。本書はこの「最新海外情報摂取」から「相互文化交流」への目的変容の実態及び原因を、この間3180人に及ぶ文部省留学生につき著者が初めて行った精細な調査(巻末に一覧表掲示)に基づき実証的に明らかにすると共に、今後の国際交流の在り方についても新鮮な示唆をもたらす、時宜を得た労作である。
目次
- 課題と方法
- 第1部 高等教育拡充問題と文部省留学生派遣(データベース分析による文部省留学生派遣の全体動向;帝国大学からの文部省留学生選抜;直轄学校からの文部省留学生選抜—高等学校の位置付け変化を中心に)
- 第2部 外交関係の変化と留学(日米教育関係の質的転換—一九一三年「対米啓発運動」を中心に;文部省留学生のアメリカ留学評価;直流型から教育・学術交流型への様々な変化)
- 結論と今後の課題
「BOOKデータベース」 より