中国近代詩における文学と国家 : 風と琴の系譜
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書誌事項
中国近代詩における文学と国家 : 風と琴の系譜
御茶の水書房, 2010.11
- タイトル別名
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一九二〇年代中国近代詩における文学と国家の二重奏 : 風と琴の葛藤
- タイトル読み
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チュウゴク キンダイシ ニオケル ブンガク ト コッカ : カゼ ト コト ノ ケイフ
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注記
博士論文「一九二〇年代中国近代詩における文学と国家の二重奏--風と琴の葛藤」 (東京大学, 2006年度) に, 一部を加筆・修正したもの
参考文献目録: p205-212
内容説明・目次
内容説明
中国近代詩人たちの「風(国家への意識)」と「琴(個的精神の自由)」に引裂かれる文学的アイデンティティーの葛藤の軌跡。
目次
- 序章 中国近代詩における「風と琴」の系譜
- 第1章 新詩詩論における「人格」言説
- 第2章 「愛国」と「文芸」のはざまで—聞一多と清華圏の詩人たち
- 第3章 一九二〇年代中国におけるタゴールの受容と聞一多の格律詩
- 第4章 穆木天における「国民文学」の試行—女性・カフェ・故国と象徴詩
- 第5章 二つの国家に翻弄された詩人—江文也
- 終章
- 付論1 歌われる女性と伝統
- 付論2 陶晶孫の描いた女性たち—都市の記号及びアイデンティティーの象徴として
「BOOKデータベース」 より