「近代の超克」と京都学派 : 近代性・帝国・普遍性
著者
書誌事項
「近代の超克」と京都学派 : 近代性・帝国・普遍性
以文社, 2010.11
- タイトル別名
-
'Overcoming modernity' and the Kyoto School : modernity, empire and universality
近代の超克と京都学派 : 近代性帝国普遍性
"Overcoming modernity" and the Kyoto School : modernity, empire and university
- タイトル読み
-
キンダイ ノ チョウコク ト キョウト ガクハ : キンダイセイ・テイコク・フヘンセイ
大学図書館所蔵 全111件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
アジア・太平洋戦争のさなか、1942年の座談会「近代の超克」をめぐる、日本、欧米、アジアの研究者による国際シンポジウム。「近代の超克」の座談会には参加しなかった三木清も含め、西田幾多郎から田邊元を経て、第三世代の三木や西谷啓治へ繋がっていく京都学派は、特に新カント派、マルクス、ヘーゲル、フッサール、ハイデッガーを丹念に読破し、西洋近代思想の受容に多大な成果を上げると同時に、日本特有の「文化」という言説を創出してきた。その壮大な経緯を批判的に再検討する国際シンポジウム。
目次
- パックス・アメリカーナの下での京都学派の哲学
- 1 「近代の超克」と京都学派(「近代の超克」と京都学派—近代性・帝国・普遍性;座談会「近代の超克」の思想喪失—近代とその超克をめぐる対立;西谷啓治と近代の超克(一九四〇‐一九四五年))
- 2 三木清と帝国の哲学—普遍性をめぐって(東亜共同体論と普遍性をめぐって—主体的技術論序説;「近代の超克」と「中国革命」—戦後日本思想史における二つのモメント)
- 3 「近代の超克」と「世界史的立場と日本」—帝国の役割(「近代の超克」思想と「大東亜共栄圏」構想をめぐって;同化あるいは超克—植民地朝鮮における近代超克論)
- 4 総合研究:日本における西洋近代の経験(近代との格闘—ジェイムズ・カズンズと日本・インド・脱植民地の文化;西洋の針路の喪失/東漸の終焉と脱ヨーロッパ化;「西側」近代性に対する抵抗と、「東洋的」沈潜への誘惑と)
「BOOKデータベース」 より