孵化せよ、光 : 詩集
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孵化せよ、光 : 詩集
(詩と思想新人賞叢書, 5)
土曜美術社出版販売, 2010.10
- タイトル読み
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フカセヨ ヒカリ : シシュウ
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内容説明・目次
内容説明
第17回詩と思想新人賞受賞作「少年は洪水を待ち望む」をはじめ、ランボー、ツェラン、ネルーダ、ロルカ、ジュネらに捧げられた、光であり、眩暈であり、種子である反時計回りの18の詩片。
目次
- 朝の光で紙を漉き、夜を搾ってインクにして(少女は睡りつづけて老婆になる;夏休みの子どもは ほか)
- きみが掌から光の声を掘り起こすとき(少年は洪水を待ち望む;あなたはあなた自身の眸に黒い穴を掘る ほか)
- 潅漑せよ、その魂を(なぜあなたの指先にはオレンジの香りが深く染みついているのか?;奇蹟はあなたの胸に花開くだろう ほか)
- 均衡の水夫は香料倉庫に火を放つ(彼女の誕生日に蒸発した蛇苺のトリロジー;スーメルキ、あるいは記憶という名の蜜 ほか)
- 光であり眩暈である書物を持った旅人が(日附と地名のあるエピローグ)
「BOOKデータベース」 より