神に捧げる殺人
著者
書誌事項
神に捧げる殺人
(扶桑社ミステリー)
扶桑社, 1997.8
- 上
- 下
- タイトル別名
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Mortal grace.
- タイトル読み
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カミ ニ ササゲル サツジン
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784594023195
内容説明
各界の名士を集めて、セントラルパークのとあるガーデンの開園式がはなやかに行われている折、茂みの中で、白骨化した少女の箱詰めばらばら死体が発見された。さっそくニューヨーク市警警部補のカドーゾが捜査を開始するが、事件には最初から奇妙な点が多かった。死体にSMプレイらしき跡があること、現場に枯れた花束らしきものが残されていたこと。さらに被害者の口の中には、聖体拝領用の種なしパンが押し込まれていた。そして捜査が進むうち、終身刑で服役している男が、突如事件の犯人として名乗りを上げるが…。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784594023201
内容説明
服役囚の供述どおり、真犯人しか知り得ない証拠も見つかったものの、カドーゾには疑問だった。彼は聖アンデレ教会の牧師たちの周辺を粘り強く洗っていくが、捜査は暗礁に乗り上げる。だがやがて箱詰めばらばら死体の事件は、家出人のストリート・キッズを巻き込んだ連続殺人事件と判明する。しかもそれには検事局と、聖職者の醜聞が発覚することを恐れるカトリック組織の中枢もからんでいるらしい。そしてカドーゾの焦りをよそに、犯人はまた新たな魔の手を…。ニューヨークの陰影と人間の心の闇を描いた傑作長編。
「BOOKデータベース」 より