孔子の空中曲芸

著者

書誌事項

孔子の空中曲芸

ダイ・シージエ著 ; 新島進, 山本武男訳

早川書房, 2010.10

タイトル別名

L'acrobatie aérienne de Confucius

タイトル読み

コウシ ノ クウチュウ キョクゲイ

大学図書館所蔵 件 / 17

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

16世紀中国、明王朝末期、ときの皇帝、正徳帝は暗殺を恐れて、四人の影武者を引き連れて、すべての行動を行なっていた。「五札の君」と呼ばれる彼らは、帝とその完璧な複製であり、皇后や側近でさえ、見分けがつかないほどであった。ある日、帝の寵愛する天文学者が新星を発見する。学者によると、この星は国の破滅の前兆を示しているという。先帝に倣い、都を離れて凶星の消失を待つことにした帝は、南方へ狩猟の旅に出発する。帝ら五札の君を乗せた巨大な船には、三百人の宮女を娼婦にした色街が再現されており、道中「孔子の空中曲芸」なる奇妙な行為が行なわれていた。その行為を行なっているのは帝なのか、それとも、影武者なのか…?パリ在住中国人作家の著者が、明王朝滅亡の要因をつくったとされる第11代皇帝の人生を、虚実ないまぜて描いた艶笑譚。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB04170080
  • ISBN
    • 9784152091611
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    fre
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    245p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
ページトップへ