誤謬だらけの『坂の上の雲』 : 明治日本を美化する司馬遼太郎の詐術
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誤謬だらけの『坂の上の雲』 : 明治日本を美化する司馬遼太郎の詐術
合同出版, 2010.12
- タイトル別名
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誤謬だらけの坂の上の雲 : 明治日本を美化する司馬遼太郎の詐術
- タイトル読み
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ゴビュウダラケ ノ サカ ノ ウエ ノ クモ : メイジ ニホン オ ビカ スル シバ リョウタロウ ノ サジュツ
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注記
参考文献: p204-206
日清・日露戦争と韓国併合関連年表: p207-211
内容説明・目次
内容説明
司馬遼太郎『坂の上の雲』は間違いだらけである。それを無批判にNHKが全国放送する。司馬いわく「日清戦争に日本は受け身だった」「日露戦争は、祖国防衛戦争であった」。このゆがんだ歴史認識に逐次的批判を加え、明治日本を美化した司馬の詐術を明らかにする。
目次
- 第1章 司馬が歪曲・偽造した日清戦争・北清事変(日本は清国との開戦に「受け身」であったか?;「日清戦争は清国や朝鮮を領有しようとしておこしたものではなかった」というのは本当か? ほか)
- 第2章 司馬は日露戦争を聖戦にした(日露戦争は「祖国防衛戦争」であったというのは、本当か?;朝鮮植民地化を黙殺する司馬 ほか)
- 第3章 司馬は、明治期日本を賛美するためにどのようなレトリックを用いたか(誇大妄想的な域にまで達している賛美;巧妙かつ詐欺的手法 ほか)
- 第4章 『坂の上の雲』によってつくられる新たなナショナルアイデンティティー(なぜ司馬は明治期日本を賛美するのか;従来の右派言説の弱点 ほか)
「BOOKデータベース」 より