違法性阻却原理としての新目的説
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違法性阻却原理としての新目的説
(学術選書, 27 . 刑法||ケイホウ)
信山社, 2010.11
- タイトル別名
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違法性阻却原理としての新目的説
- タイトル読み
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イホウセイ ソキャク ゲンリ トシテノ シンモクテキセツ
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内容説明・目次
内容説明
規範の本質を構成する「当為(sollen)」の検討から命令説を基本的視座とし、違法性の本質を行為無価値、結果無価値の二元論によって構成すべきこと、それ故に、正当化事由の一般原理として新目的説によるべきことを、個別的研究を通じて明快かつ具体的に、論証。
目次
- 序説 違法性に対する基本的視座
- 1 自己決定権と自殺関与罪の処罰根拠
- 2 自殺教唆・幇助罪の処罰根拠
- 3 ヒト胚とその法的保護
- 4 防御的緊急避難の再検討
- 5 責任を欠く者の侵害と正当防衛の制限
- 6 違法性の相対性について
- 7 「自招防衛」と正当防衛の制限—最高裁判所平成20年5月20日第2小法廷決定
- 8 Zur materiellen Legitimation der mutmasslichen Einwilligung
- 9 Das Leben als eine Grenze des Selbstbestimmungsrechts
「BOOKデータベース」 より