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戦国武将の遺言状

小澤富夫著

(文春新書, 787)

文藝春秋, 2010.12

Title Transcription

センゴク ブショウ ノ ユイゴンジョウ

Description and Table of Contents

Description

常に「死」と向きあうことを余儀なくされていた戦国時代の武将たち。彼らは「遺言状」に何を託したのか。覇者・秀吉から永遠のライバル、信玄と謙信まで、十一通の遺言状から読み解く生と死のドラマ。

Table of Contents

  • 1 「栄華を求めず、義に生きるべし」とした二代目の道義—北条氏綱
  • 2 「偉大なる父元就と無才無器量なる自分」と嘆く“三本の矢”の嫡子—毛利隆元
  • 3 「自らの切腹により、部下たちの命を救うのは名誉なり」と秀吉に対した猛将—吉川経家
  • 4 「弟よ、城主を継ぐな。娘よ、武士に嫁ぐな」と書置した蘭丸の兄—森長可
  • 5 「三年の間、我の死を隠せ」とした智の武将—武田信玄
  • 「歳月は、ただ夢中のごとし」とした義の武将—上杉謙信
  • 6 「ただ、ただ、息子秀頼のことを頼む」天下人の最期の願い—豊臣秀吉
  • 7 「大法の会得は容易ではない」と言い残した覚悟の茶人—千利休
  • 8 「武士に死を逃れる道はない」とする三河譜代の老将—鳥居元忠
  • 9 「筑前一国などは相応の恩恵とは言い難い」と不満の名軍師—黒田長政
  • 10 「自分のために悪いことは、家臣や領民にも悪い、と心得よ」とする名君—池田光政

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