不遇の中の詩心 : 新古今代表歌人の「百首」 : 百首歌の世界
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不遇の中の詩心 : 新古今代表歌人の「百首」 : 百首歌の世界
さんこう社, 2010.11
- タイトル読み
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フグウ ノ ナカ ノ シシン : シンコキン ダイヒョウ カジン ノ 「ヒャクシュ」 : ヒャクシュウタ ノ セカイ
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注記
参考文献: p446-456
内容説明・目次
内容説明
藤原俊成・家隆・定家、式子内親王、後鳥羽院。5人の新古今代表歌人がそれぞれの不遇の中で詠んだ百首。そこから彼らの時代と心を探っていく。
目次
- 序章 定数歌の始まりと展開—曾禰好忠と源俊頼(定数歌の始まり;百首歌の変革と盛行の端緒—堀河百首 ほか)
- 第1章 述懐—藤原俊成「述懐百首」昇進の遅れへの嘆き・悲しみを直接訴へる(藤原俊成の出自と境遇;美的な題の下に嘆きの主題を詠む試み ほか)
- 第2章 閑居—定家・家隆「閑居百首」秀麗な閑居の世界と閑居に寄り添ふ心(二人の境遇;家隆の閑居百首—閑居に寄り添ふ心 ほか)
- 第3章 逼塞—式子内親王・家集第一の「百首」孤独な魂の慰めが奏でる調べ(式子内親王の生涯—その輪郭;第一「百首」の調べ ほか)
- 第4章 流謫—後鳥羽院「遠島御百首」配流の帝王の波立つ心=無念、期待と絶望そして諦観(後鳥羽院の前半生—藤原定家との関係を中心に;『遠島御百首』—最初の形(第一類本) ほか)
「BOOKデータベース」 より