本当は謎がない「古代史」
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書誌事項
本当は謎がない「古代史」
(ソフトバンク新書, 149)
ソフトバンククリエイティブ, 2010.11
- タイトル別名
-
本当は謎がない古代史
- タイトル読み
-
ホントウ ワ ナゾ ガ ナイ コダイシ
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注記
主な参考文献: p286-287
内容説明・目次
内容説明
日本の古代史ほど奇説・珍説が大手を振ってのさばっている国もない。有史以降については、『日本書紀』『古事記』に書いてあることを普通に読んで、皇国史観的な見方を排除していけば、おかしなことは書かれていないのだ。世界各国の歴史を見るのと同じように、自然体で日本の歴史を考察してみると、「謎」といわれていることのほとんどは「謎」ではない。「古代史の謎」とされるものは本当に「謎」といえるほどのことなのか。いますべての真実が明らかになる。
目次
- プロローグ どうして古代史は“謎だらけ”なのだろうか
- 第1章 「旧石器捏造事件」と「週替わり世紀の発見」の不思議
- 第2章 「神武東征」は記紀には書かれていなかった
- 第3章 畿内勢力が筑紫に初登場したのは邪馬台国が滅びてから
- 第4章 『魏志倭人伝』を外交文書として読めば真実は明白
- 第5章 継体天皇が新王朝を創った可能性はない
- 第6章 中国の混乱と大和朝廷必死の外交戦略
- 第7章 「聖徳太子架空説」と「天武朝の過大評価」を嗤う
- 第8章 「唐の落日」とともに「日本の古代」も終わった
- エピローグ 古代の終焉から現代人が学ぶべきこと
「BOOKデータベース」 より