小栗上野介 : 忘れられた悲劇の幕臣
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書誌事項
小栗上野介 : 忘れられた悲劇の幕臣
(平凡社新書, 561)
平凡社, 2010.12
- タイトル読み
-
オグリ コウズケノスケ : ワスレラレタ ヒゲキ ノ バクシン
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注記
参考文献: p228-231
内容説明・目次
内容説明
安政七(一八六〇)年一月、この時三十四歳だった小栗は、遣米使節の目付として、日米修好通商条約批准のため渡米。世界を一周し九ヶ月後に帰国。その後、混乱のさなかにあった幕末期に、勘定奉行や外国奉行などの要職を歴任し、日本の構造改革に奔走した。しかし、幕府解散で上州権田村に移り住んでからわずか二ヶ月後、西軍により罪なくして斬られ、歴史の闇に葬られてしまった。司馬遼太郎が「明治の父」と評した最後の幕臣の苛烈な生涯。
目次
- 第1章 日本人初の世界一周—四万キロの旅(アメリカへ;熱狂で迎えられた使節一行 ほか)
- 第2章 幕末期の構造改革(変わり果てた祖国の姿;造船所からの日本改造)
- 第3章 経済による立て直し(日本人初の経済外交;日本最初の株式会社)
- 第4章 上州に夢をはせて(勝気だった幼少時代;夢の半ば…)
「BOOKデータベース」 より