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江戸の城と川 : 賎民の場所

塩見鮮一郎著

(河出文庫, [し13-6])

河出書房新社, 2010.12

タイトル読み

エド ノ シロ ト カワ : センミン ノ バショ

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注記

シリーズ番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

徳川入府以前の江戸については、よく知られていない。秩父の山奥から出てきた平重継が、平川が海に注ぎ込む江の戸口に、まず館を築く。そして江戸氏を名乗る。四通する川の随所に城郭が築かれる。舟運と陸運、馬事や監視の面からも、そこは賎民の活躍する場所となる。隠蔽されたもうひとつの江戸の実態を掘り起こす意欲作。

目次

  • 1章 水の地図(始原の地図;水と地の境界)
  • 2章 館の地図(地図と権力;江戸の後背地;ヒノクマ牧場;坂東圏構想の誕生;「江戸館」建設;江戸対鎌倉)
  • 3章 川の地図(平川;石神井川;摂津国の長吏;荒川、入間川、隅田川;利根川、渡良瀬川;四条河原)
  • 4章 城の地図(江戸氏衰退;太田江戸城;城と川;城の周辺;後北条の支城)
  • 補考 さらに江戸の城と川—文庫版のあとがきにかえて

「BOOKデータベース」 より

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