福祉レジームの変容と都市再生 : 雇用と住宅の再構築を目指して
著者
書誌事項
福祉レジームの変容と都市再生 : 雇用と住宅の再構築を目指して
(シリーズ・現代の福祉国家, 8)
ミネルヴァ書房, 2010.12
- タイトル読み
-
フクシ レジーム ノ ヘンヨウ ト トシ サイセイ : コヨウ ト ジュウタク ノ サイコウチク オ メザシテ
大学図書館所蔵 件 / 全177件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p255-262
内容説明・目次
内容説明
ポスト工業化にともなう都市空間の分極化を回避すべく、日本の福祉レジームをどのように再構築するのか。欧米の住宅・雇用政策からその方策を読み解く。
目次
- 序章 ポスト工業化時代における都市の変容と労働・住宅政策(都市経済の変容と新たな労働。住宅政策;欧米における住宅手当—住宅配分、所得分配との関連で;積極的労働市場政策、ワークフェア、住宅手当)
- 第1章 新自由主義のもとで深刻化する社会的排除—ニューヨークの再生と居住危機(脱工業化によるアメリカ大都市圏の変容;ニューヨーク大都市圏の変容と「都市再生」;退行するニューヨーク市のホームレス対策)
- 第2章 ボトムアップによる社会的包摂への制約条件—マンチェスターにおけるインナーシティ再生(UDCによるインナーシティ問題への対応—トリクルダウン;NDCによるインナーシティ問題への対応—ボトムアップ;アーバン・ルネッサンスからNDCを評価する;社会的排除へのマクロ的な対応1—労働市場への包摂;社会的排除へのマクロ的な対応2—住宅市場への包摂)
- 第3章 リベラルへと変容する保守主義レジーム—ハルツ改革下のベルリンと「社会都市」(労働市場改革にともなう住宅手当の変容;「場所」の問題としての社会的排除;ベルリンにおける社会都市の実践と制約条件;ソーシャル・ミックスを維持するオランダのワークフェア)
- 第4章 脆弱化する日本型ワークフェアとその再編—東京における都市再生と社会的排除の空間化(「新しいセーフティネット」の日本的特徴;雇用と住宅のセーフティネットを超えて)
「BOOKデータベース」 より