アダム・ファーガスンの国家と市民社会 : 共和主義・愛国心・保守主義
著者
書誌事項
アダム・ファーガスンの国家と市民社会 : 共和主義・愛国心・保守主義
勁草書房, 2010.12
- タイトル別名
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Adam Ferguson's views of the state and civil society : republicanism, patriotism and conservatism
アダムファーガスンの国家と市民社会 : 共和主義愛国心保守主義
- タイトル読み
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アダム・ファーガスン ノ コッカ ト シミン シャカイ : キョウワ シュギ・アイコクシン・ホシュ シュギ
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注記
博士学位論文「アダム・ファーガスンの市民社会論--『市民的自由』の維持と『多数による専制』の回避」(2004年)に加筆修正したもの
参考文献: p239-254
内容説明・目次
内容説明
経済的人間は政治的人間たりうるのか。人々と社会を結びつけるものは何か。ブリテンに統合されて間もない18世紀スコットランド。市民社会と国家の関係が変容していった時代に、ファーガスンが市民社会概念に込めた意味とは。その多様な意味をひもとき、現代社会への示唆を探る。
目次
- はじめに ファーガスンと現代市民社会論
- 序章 スコットランド長老派教会における穏健派の台頭—スコットランド啓蒙へ
- 第1章 ファーガスンの歴史編纂と社会契約論の否定—「未開人の徳」の意義
- 第2章 近代文明社会—未開社会から何が「進歩」してきたか
- 第3章 近代文明社会の危機
- 第4章 「多数による専制」と自由の限界
- 第5章 活動的精神と対立の重要性
- 第6章 アメリカ独立問題に見るファーガスンの政治的保守主義
- 総括 政治社会と商業社会をつなぐもの
「BOOKデータベース」 より