小説の世界
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小説の世界
(島崎藤村研究 / 水本精一郎著)
近代文藝社, 2010.12
- タイトル読み
-
ショウセツ ノ セカイ
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注記
水本精一郎著作目録 (稿), 水本精一郎略歴: 巻末
内容説明・目次
内容説明
“湿れる松明のごとく”営まれた藤村研究の精華—『春』への熱い共感から出発し、『夜明け前』を遠望しながら、藤村そして自らが生きた時代に迫る。
目次
- 創造の「場」について—創作主体復権を試みて『夜明け前』冒頭に及ぶ
- 藤村におけるスタディ・習作の意味
- 『破戒』論への一考察
- 『破戒』再考
- 『破戒』における「社会」と「告白」
- 藤村における象徴主義的傾向—「春」とその周辺
- 『春』の構造と志向性
- 『春』論—情熱の写実
- 『春』に於ける事実と虚構—西行・芭蕉・透谷そして鑑三
- 藤村と禿木・孤蝶—創作方法の生成を中心に〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より