最初の哲学者
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最初の哲学者
幻冬舎, 2010.11
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The first philosopher
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サイショ ノ テツガクシャ
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Contents of Works
- オイディプス
- 異邦の王子
- 恋
- 亡牛嘆
- ダイダロスの息子
- 神統記
- 狂いの巫女
- アイギナの悲劇
- 最初の哲学者
- オリンポスの醜聞
- ソクラテスの妻
- 王女メデイア
- ヒストリエ
Description and Table of Contents
Description
偉大な父を超えるには、狂うしかなかった(「ダイダロスの息子」)。この世でもっとも憂鬱なことは、どんなことだろうか(「神統記」)。死ぬことと生きることは、少しも違わない(「最初の哲学者」)。世界は、“語られる”ことではじめて、意味あるものになる(「ヒストリエ」)。13の掌編から解き明かされる、歴史を超えた人間哲学。ギリシアをモチーフに、吉川英治文学新人賞・日本推理作家協会賞をダブル受賞の著者が満を持して放つ、文学の原点であり極上のエンターテインメント。
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