世紀末と漱石
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世紀末と漱石
(岩波人文書セレクション)
岩波書店, 2010.12
- タイトル読み
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セイキマツ ト ソウセキ
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注記
1994年2月刊の再刊
1990年東京大学に博士学位請求論文として提出した『明治末日本文学における「世紀末」美学の比較研究--漱石とその時代』より、漱石に関連する内容をまとめたもの
参考文献: p397-406
内容説明・目次
内容説明
留学先のロンドンで世紀末思潮を堪能した夏目漱石。花の芳香や水底への憧れ—漱石がとりわけ深い関心を寄せたラファエル前派、アール・ヌーヴォー、印象主義の美術に、漱石文学の耽美的想像力の原点をたどる。「世紀末」という精神現象のなかで、生の深奥をみつめる夢幻派漱石の広がりが鮮やかに浮かび上がる。これまでの漱石研究に挑むべく周倒な調査に大胆な推論を重ねて描き出された、斬新で刺激的な漱石像。サントリー学芸賞(1994年)受賞作。
目次
- 序説 「世紀末」について
- 第1章 近代日本文学と「世紀末」
- 第2章 漱石文学における「世紀末」
- 第3章 世紀末芸術と美的体験
- 第4章 ラファエル前派的想像力—ヒロインの図像学
- 第5章 世紀末的感受性—水底幻想
- 第6章 浪漫的魂の行方—『薤露行』から『草枕』へ
- 第7章 絵画と想像力—『夢十夜』の場合
- 補論 住まいの風景—『門』における空間の象徴的描法
「BOOKデータベース」 より