東アジア秩序と日本の安全保障戦略

書誌事項

東アジア秩序と日本の安全保障戦略

松村昌廣著

芦書房, 2010.12

タイトル別名

Strategizing Japan's defense : challenges and opportunities in hegemonic transition

タイトル読み

ヒガシアジア チツジョ ト ニホン ノ アンゼン ホショウ センリャク

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内容説明・目次

内容説明

揺らぐ日米同盟と中国の軍事的台頭。中国の海洋進出に伴う南西諸島、尖閣諸島、東シナ海における領有権問題と海洋権益を巡る争い、北朝鮮による核開発や弾道ミサイルの脅威などから、日本を含む東アジア地域の安全保障環境と日米同盟のあり方を考える。

目次

  • 第1部 新たな戦略環境と日本の選択肢(日米中関係—大戦略上の必須条件としての日本の国家アイデンティティー)
  • 第2部 台頭する中国と周辺地域(日本、台湾、北朝鮮)への攻勢(開発独裁体制の下における成長と矛盾—中華人民共和国のケース;台湾海峡にデタントは可能か—日本の台湾政策における選択肢;中国による北朝鮮の「植民地化」—ミサイル発射の背景)
  • 第3部 北朝鮮を巡る日米中関係(北朝鮮の体制変換を断念したG・W・ブッシュ政権;六カ国協議の評価と展望—焦点はポスト金正日継承問題か;困難な米朝交渉)
  • 第4部 米中軍事バランスの焦点(米国の軍事通信衛星政策—開発・調達におけるジレンマと日本へのインプリケーション;宇宙における米中の対立—中国の衛星破壊と深まる米国の不信)
  • 第5部 日本の軍事安全保障政策(日本のRMA政策と北東アジアの安全保障に与える影響;現実と乖離する「基盤的防衛力構想」—新たな防衛戦略の必要性)

「BOOKデータベース」 より

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