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呪う天皇の暗号

関裕二著

(新潮文庫, 9095, せ-13-4)

新潮社, 2011.1

タイトル別名

呪いと祟りの日本古代史

タイトル読み

ノロウ テンノウ ノ アンゴウ

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注記

「呪いと祟りの日本古代史」 (東京書籍 平成15年刊) を加筆修正・改題したもの

内容説明・目次

内容説明

古代から為政者たちを恐れ戦かせていた呪いと祟りの存在。多くは迷信と片付けられ、表舞台から姿を消してしまった。正史から黙殺されたその存在は、政治に、庶民の生活にどの様な力を及ぼしていたのか。天皇家との関係、稲、水、塩、稲荷などのキーワードから、日本の支配構造に潜む謎を解き明かし、既存の古代史を刷新する。スリリングな論考。

目次

  • 序章 古代から裏社会を支配する者(裏社会と表社会;誰がこの国を支配しているのか ほか)
  • 第1章 祟りや迷信におびえる権力者たち(二回過去を捨てた日本人;文部省が音頭を取った「迷信」の排除 ほか)
  • 第2章 「稲」「水」「塩」に込められた滅びた者の祟り(日本を支配する「祟り」;天皇家を震え上がらせた稲城という呪術 ほか)
  • 第3章 全国に広がった稲荷信仰と水の祟りの関係(高知県物部村に残される呪術;なぜ稲荷神は増殖するのか ほか)
  • 第4章 日本を支配する呪いと祟りの正体(なぜヤマト建国に弱い王が求められたのか;ふたりの初代王は祟る王 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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