書誌事項

中国「反日」の源流

岡本隆司著

(講談社選書メチエ, 489)

講談社, 2011.1

タイトル別名

中国反日の源流

タイトル読み

チュウゴク「ハンニチ」ノ ゲンリュウ

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注記

急がば回れ -- あとがきと文献紹介: p236-241

内容説明・目次

内容説明

たんに「愛国」ということなら、日本人の多くも異存はない。日本にもナショナリズムはある。いわばおたがいさまのものである。自尊の意識なのだから、それがある程度の排外をともなうのも、常識の範囲内であろう。しかし中国の場合、現代日本人がわからないのは、まず日本がその排外の対象となり、それがいっこうに改まらないことにある。「愛国」が「反日」とイコールでむすびつき続ける中国人の心情と思考が、不可解かつ不気味なのである。倭寇の時代から現代まで歴史が明かす「反日」の本質。

目次

  • 第1部 「近世」の日本と中国(東アジアの一八世紀;統治のしくみ;明から清へ;マクロな動向)
  • 第2部 「近代」の幕開け(一九世紀をむかえて;西洋近代との邂逅;開港と開国;動乱の時代)
  • 第3部 近代日中の相剋(近代日清関係の始動;日清対立の深化;「洋務」の時代;愛国反日の出発)

「BOOKデータベース」 より

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