詩が円熟するとき : 詩的60年代環流
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詩が円熟するとき : 詩的60年代環流
思潮社, 2010.9
- タイトル読み
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シ ガ エンジュク スル トキ : シテキ 60ネンダイ カンリュウ
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内容説明・目次
内容説明
なぜ口語自由律なのか。現代詩の詩型としての主題を直視せよ—。なお底光りを放ち続ける黒田喜夫、石原吉郎らを表現論として現在に読み解き、詩が「凄味」をもった時代への環流を試みる。証言から提起へ、日本語の詩に根柢の問いをせり上げる、卓抜した批評集。
目次
- 詩が円熟するとき—はじめに
- 1 詩的60年代ノート(戦争体験をめぐって;谷川雁幻想;「列島」私考;黒田喜夫・六〇年代 ほか)
- 2 「犯罪」から「白鯨」(金時鐘『新潟』;佐々木幹郎『死者の鞭』;支路遺耕治『疾走の終り』;私的大阪文学学校事情 ほか)
「BOOKデータベース」 より