正宗白鳥 : その底にあるもの
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正宗白鳥 : その底にあるもの
(講談社文芸文庫, [やB4])
講談社, 2011.1
- タイトル別名
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正宗白鳥その底にあるもの
- タイトル読み
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マサムネ ハクチョウ : ソノ ソコ ニ アル モノ
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注記
年譜: p290-300
著者目録: p301-306
内容説明・目次
内容説明
自然主義の代表的作家として、人生虚妄を唱えた冷徹なニヒリスト・正宗白鳥の死を契機に、彼が青年時代に棄教したキリスト教に復帰したのかどうかが、人々の関心を集めた。文芸評論に幅広い活躍をした著者が、「白鳥は終始クリスチャンだった」という観点で、白鳥の小説や深い影響力をもった内村鑑三、トルストイの作品等を読み解き、白鳥文学の深層に潜む、信仰と魂の問題、作家の人生を探った独自の作家論。
目次
- 「棄教」の意味
- 背理と信仰
- 葬儀の様式
- 老年と死
- 世界との和解
- 白鳥の「含羞」
- 白鳥と十字架山
- 不安と救い
- 『浴泉記』と若き白鳥
- 内村鑑三の「文学」〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より