ことばを旅する
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ことばを旅する
(文春文庫, [ほ-16-1])
文藝春秋, 2011.1
- タイトル読み
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コトバ オ タビスル
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注記
2008年8月刊の文庫化
著者ほかの肖像あり
参考文献: p204-205
内容説明・目次
内容説明
「秘せずは花なるべからず」と語った世阿弥が晩年を暮らした佐渡。「アジアは一つなり」と唱えた岡倉天心の茨城県北端の海辺。そして「八十八年心に怠らず」と絵筆を握り続けた北斎の江戸下町—。首相を務め、政界を退いた後、湯河原に隠棲し晴耕雨読の日々を送る著者が座右とする珠玉の名言。48のゆかりの地を、訪ね歩いた。
目次
- 聖徳太子 礼を以て本と為よ—法隆寺(奈良県)
- 柿本人麻呂 心もしぬにいにしへ思ほゆ—柿本神社(島根県)
- 弘法大師 古意に擬するを以て善と為す—高野山(和歌山県)
- 平家物語 おごれる人も久しからず—厳島神社(広島県)
- 鴨長明 それ三界はただ心ひとつなり—神戸市(兵庫県)
- 北条泰時 傍輩をはばからず、権門を恐れず—鶴岡八幡宮(神奈川県)
- 明恵上人 ただ現世に先づあるべきやうにてあらん—高山寺(京都府)
- 道元禅師 貧なるが道に親しきなり—永平寺(福井県)
- 兼好法師 諸縁を放下すべき時なり—修学院道(京都府)
- 細川頼之 人生五十功無きを愧ず—地蔵院(京都府)〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より