ペトラルカ研究
著者
書誌事項
ペトラルカ研究
知泉書館, 2010.12
新版
- タイトル別名
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Studi sul Petrarca
- タイトル読み
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ペトラルカ ケンキュウ
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注記
巻末に欧文タイトル、欧文目次あり
初版: 創文社, 1984年刊
年譜: 巻末p15-25
研究文献: 巻末p27-38
内容説明・目次
内容説明
本書は中世から近世への転換にとってヒューマニズムやモラリスム哲学が果たした役割を見事に解明し、後期スコラ学からデカルト、ライプニッツを中心とする思想史理解の見直しを迫る画期的業績である。
目次
- 「歴史なきペトラルカ」とペトラルカの歴史
- 第1部 ペトラルカにおけるヒューマニズムの形成(少年期の教養形成(一三〇四‐二〇);ボローニャ遊学(一三二〇‐二六);リウィウス復元の試み—古典研究(一);古典収集活動—古典研究(二);ヒューマニズムの成立—「愛読書」目録とその意味するもの;キリスト教的ヒューマニズム;人間の「人間化」;結論と展望)
- 第2部 ペトラルカの思想(モラリスムとしてのヒューマニズム;モラリスム哲学の伝統とその継承—プラトニズムの問題をめぐって;古代文学の「再生」と継承;法学批判—時代批判(一);アヴェロエス派の虚像と実像—時代批判(二);アラビア文化排撃—時代批判(三);自然科学論争—時代批判(四);「開かれた学」としてのヒューマニズム)
「BOOKデータベース」 より