氷海からの生還
著者
書誌事項
氷海からの生還
(講談社文庫)
講談社, 1990.5
- タイトル読み
-
ヒョウカイ カラノ セイカン
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内容説明・目次
内容説明
カモメを食い、死の恐怖と闘った16日間。北洋漁業船「第71日東丸」はサハリン東海域で操業中に突然沈没し、船長以下16人の乗組員全員の死亡が伝えられた。しかし、絶望的な死の漂流を続けた三人の生還者がいた。苛酷な自然の中で闘い抜いた男たちの、強靭な精神力と驚嘆すべき生命力を感動的に描く。
目次
- 第1章 出航—それぞれの人生を乗せて
- 第2章 遭難—後家づくりの「海の墓場」
- 第3章 漂流—死の海を漂う救命ボート
- 第4章 原因—「赤いクジラ」説の謎を追う
- 第5章 葬儀—戒名をつけられた男たち
- 第6章 奇跡—「カモメを捕って食うべ」
- 第7章 生還—最北の港に渦巻く明暗
「BOOKデータベース」 より