周産期のこころのケア : 親と子の出会いとメンタルヘルス

書誌事項

周産期のこころのケア : 親と子の出会いとメンタルヘルス

永田雅子著

遠見書房, 2011.1

タイトル別名

Mental care during perinatal period : Support of parent baby's bonding and mental health

タイトル読み

シュウサンキ ノ ココロ ノ ケア : オヤ ト コ ノ デアイ ト メンタル ヘルス

注記

文献: p142-154

内容説明・目次

内容説明

本書は、周産期心理臨床に長年携わってきた臨床心理士によって書かれた、入門の1冊です。周囲に望まれなかった妊娠、夫婦の不仲、不妊、死産、早産、リスクを抱えて生まれてくる子どもたち…。親と子が出会い、関係を築いていくプロセスには、それぞれ固有の物語が存在しています。NICUや周産期医療における「こころのケア」では、これまで親子がたどってきた道のりに思いをはせながら、目の前の親子を抱える「器」として機能していくことが一番重要なことだと著者は言います。同分野にかかわる心理スタッフだけではなく、助産師、看護師、小児科医、産科医など必読。

目次

  • 第1章 周産期における親と子の出会いとメンタルヘルス(親と子が出会うということ;妊娠・出産のメンタルヘルス)
  • 第2章 現代の医療と妊娠・出産(妊娠から出産までの心理的課題;リスクを抱えて生まれてきた赤ちゃんと家族 ほか)
  • 第3章 NICU入院となった赤ちゃんの母親の精神的健康と子どもへの感情(満期産で元気に生まれてきた赤ちゃんの母親との比較;出産後の抑うつと母親愛着が1年後に与える影響 ほか)
  • 第4章 周産期医療における親子の関係性への支援(NICUにおける関係性支援の試み;周産期の心理的ケア ほか)
  • 第5章 周産期医療における心理臨床(周産期における心理的ケアの特殊性;目の前に赤ちゃんが“いる”ことの意味 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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