中世イスラーム国家の財政と寄進 : 後期マムルーク朝の研究
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中世イスラーム国家の財政と寄進 : 後期マムルーク朝の研究
刀水書房, 2011.1
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チュウセイ イスラーム コッカ ノ ザイセイ ト キシン : コウキ マムルークチョウ ノ ケンキュウ
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Note
2006年に中央大学に提出した博士論文「後期マムルーク朝国家と土地制度 : イクター制崩壊期の東アラブ世界」をもとに、加筆・修正したもの
文献目録: p288-311
索引: p314-330
Description and Table of Contents
Table of Contents
- 第1部 ナースィル体制の崩壊(ポスト・ナースィル時代の政治システムの変動—チェルケス・マムルーク朝の成立過程;ムフラド庁の設立と展開—制度的変化から見るマムルーク体制の変容)
- 第2部 国家財政とスルターン財政(スルターンの私財とワクフ—バルクークの事例;ザヒーラ考—スルターン財政の展開;マムルーク朝末期の財務行政—国家財政とスルターン財政;マムルーク朝末期シリアにおける財政政策—ダマスクスの事例)
- 第3部 ワクフ・国家・支配層(土地制度とワクフに関する同時代人の見方—バラートゥヌスィーを中心に;財産保有形態としてのワクフ—「自己受益ワクフ」の理論と実態;マムルーク体制とワクフ—イクター制衰退期の軍人支配の構造)
- 「国有地ワクフ」をめぐるイスラーム法上の議論—六〜一〇/一二〜一六世紀
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