ヘゲモニー・脱ヘゲモニー・友愛 : 市民社会の現代思想

書誌事項

ヘゲモニー・脱ヘゲモニー・友愛 : 市民社会の現代思想

東條由紀彦, 志村光太郎著

ミネルヴァ書房, 2011.1

タイトル別名

ヘゲモニー脱ヘゲモニー友愛

タイトル読み

ヘゲモニー ダツ ヘゲモニー ユウアイ : シミン シャカイ ノ ゲンダイ シソウ

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注記

参考文献: p497-510

内容説明・目次

内容説明

「友愛」という言葉は、ともすれば日本の国内のみで流通・消費されているキーワードのように思われるが、ポストモダンの思想の先にたどり着いたものである。思想の「バブル」の如く、消え去ったかに見えた構造主義に代表される現代思想の系譜は、水面下で確実に続き、混迷を極める今、再び日の目を見ようとしている。デリダはなぜ、「友愛の戦略」を打ち立てたか。そこに至るまでの思想家の知的格闘の軌跡を描き出し、ヘゲモニーの先にある、可能なる市民社会の姿を描き出す。

目次

  • 第1部 アンチヘゲモニー(グラムシ(ヘゲモニーの超克;実践の哲学);アーレントネセシティと自由な討議;ハーバーマス(公共空間の再生;ラディカルデモクラシー) ほか)
  • 第2部 脱ヘゲモニー(ラカン去勢されるということ;アルチュセールイデオロギーと主体;ドゥルーズ生成と流動の世界 ほか)
  • 第3部 友愛(バハオーフェン母性と古代;ユング母性と元型;ノイズ母性とマゾヒズム ほか)

「BOOKデータベース」 より

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