中世天照大神信仰の研究
著者
書誌事項
中世天照大神信仰の研究
法藏館, 2011.1
- タイトル別名
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中世天照大神信仰の研究
- タイトル読み
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チュウセイ テンショウ ダイジン シンコウ ノ ケンキュウ
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注記
博士号学位請求論文「天照大神信仰の中世的展開」(早稲田大学, 2008年) を加筆修正したもの
各章末に文献あり
内容説明・目次
内容説明
密教教説によって根本的変貌を遂げた、アマテラス—。その思想運動の中核をなす伊勢神宮や天照大神の言説に焦点を絞り、従来不可解とされてきた中世神道説の核心に迫る、画期的大著。
目次
- 第1部 天照大神と大日如来の習合—中世における神祇と密教(天照大神・大日如来同体説の形成;大日本国説—密教化された神国思想 ほか)
- 第2部 変容する天照大神—同体説の諸相(天照大神・十一面観音同体説の形成;二間観音と天照大神—天皇の念持仏との習合 ほか)
- 第3部 天照大神信仰の秘説展開—神道灌頂の形成(中世密教における神道相承—仮構される系譜;伊勢灌頂の世界—変容する神観念 ほか)
- 第4部 天照大神信仰と中世文芸—中世神道と和歌注釈との出会い(梵漢和語同一観の成立基盤;伊勢二字をめぐって—古今注・伊勢注と密教説・神道説の交渉 ほか)
- 第5部 天照大神信仰と僧徒—その言説形成を担った人々(文治二年東大寺衆徒伊勢参宮と尊勝院主弁暁;重源と宝珠 ほか)
「BOOKデータベース」 より